プロポリスには育毛促進効果がある？

プロポリスは強力な抗菌作用と抗酸化作用、そして免疫力を高めることで非常に人気の高い健康食品ですが、脱毛や薄毛にも効果があるといわれています。
毛髪は毛根部の毛包（もうほう）内ある毛球（もうきゅう）が成長したものです。

通常の健康な頭皮であれば、３～６年程度のサイクルで生え変わります。
毛髪が成長し続ける「成長期」、毛球が退化して脱毛に至る「退行期」、脱毛後に次の毛球が成長を始めるまでの期間は「休止期」と呼び、毛髪はこの３つのサイクルを繰り返します。

しかし、毛球が成長するために必要な栄養素が充分にもたらされない、ストレスが原因で頭皮の毛細血管が収縮して血行不良となっているといったことが原因となり休止期や退行期に長く停滞しているといわゆる「薄毛」の状態になります。

具体的には、髪の毛が充分に伸びる前に抜け落ちてしまう、なかなか新しい髪の毛が生えてこないといった状態のことです。
また髪の毛が生えてきても細くコシのない弱々しいものである場合もあります。
プロポリスは新陳代謝を活発にして細胞の再生を活性化させる作用がありますので、薄毛に対しては「休止期」を短縮するとともに、「成長期」には強く健康的な毛球が育つような状態を促してくれると考えられています。

実際に旧ソ連においてプロポリスを用いた育毛実験がされた際には円形脱毛や一時的部分的脱毛の人に対しては脱毛が止まる、新しい毛髪が生えてきたといった結果が得られました。